未来のミライ 映画感想



今夜
妻と一緒に鑑賞しました

この映画の感想を書くとは
自分でも意外なんですが
それほど 感動 感心してしまったから・・・



ここからは ネタバレです
映画鑑賞前には 読まないでください







山下達郎「ミライのテーマ」



「未来のミライ」予告






「未来のミライ」公式サイト
http://mirai-no-mirai.jp/index.html







映画の冒頭は
子育ての困難さを描きます

ゆっくりとした展開で
観る側に 丁寧に刷り込んできます

後半の 目まぐるしい展開に
前半の ゆっくり加減は効果的でした


家族って
個々の歴史が
いくつもの偶然の積み重ねの中で
育まれたカタチ

今ある家族だけが 家族ではなく
連綿と受け継がれるからこそ 絆は深く
初めて気付く時には 愛情は既に深い

そんな メッセージを感じました


主人公の 男の子に
徐々に 「家族」の意味を悟らせる
ストーリー 風景
とても秀逸だと思いました


横浜を舞台にしながら
三浦半島や 鎌倉 江の島への 舞台の展開・・・
そんな 風景観は
今の自分には 強すぎました

ホントに 素晴らしい映像でした





そして
細田監督が描きたかったのは
くんちゃんと ミライちゃんの絆・・・
「家族」の意味・・・
それだけではないような気がします



未来のミライちゃんとの 最初の出会い
お菓子を拾いながら・・・

それは「となりのトトロ」の光景に重なります



横浜の風景
遠くに見えた ランドマークなどの みなとみらい
山の手から望んだ風景は とても印象的でした

自分には 「耳をすませば」の風景でした




バイクを操る青年
くんちゃんをバイクに乗せて走るシーン

機械をいじり バイクを疾走する

三浦半島や鎌倉 江の島を連想させる風景は
とても心地よかった

その青年は 戦争で足を傷めていて・・・

これは「風立ちぬ」を連想します




自然豊かな 丘陵地に
突然現れた 鉄道駅

待合室は 木造で
田舎の駅風なのに 電車はやってくる

誰も乗っていない電車に乗るくんちゃん

これは 海面に現れる駅を描いた
「千と千尋の神隠し」に繋がります




そんな風に 感じる方は
きっと多いと思います


自分が一番連想したのは
「おもひでぽろぽろ」です

懐かしい風景の数々
それは 高畑勲さんが
描いてきた 日本の風景です








監督さんは 観る者に
それらを 悟らせたかったような気がします

スタジオジブリへの気持ちを示唆するために

アニメを描く自分にとって
先駆者としての ジブリの先人たちへの
「感謝」と「尊敬」を込めたかったのかもしれません


一線を退いている宮崎駿さんへの
感謝のメッセージ

そして
結果として
高畑勲さんの冥福を祈る作品になった気がします



もうひとつの「家族」

映画を創る・・・
アニメを創り続ける「家族」の一員として
受け継いでいきたいとする
細田監督の気持ち

山下達郎さんのエンディング曲を聴きながら
そんなメッセージを感じていたら
目頭が熱くなりました









 





この記事へのコメント